今回は、自分で出来る浮気調査の方法や注意点をご紹介します。
「探偵に依頼する前に自分で浮気の有無を確かめたいけど、どうすれば良い?」
「自分で浮気調査をする場合、どんなリスクがある?」
などの疑問に答える内容ですので、ぜひご覧ください。

Contents
自分で浮気調査をするのは「バレる」リスクが伴う
最初にお伝えしておきますが、自分で浮気調査をするということには「相手に浮気調査がバレる」リスクが伴います。
一度浮気を疑っていることや、調査を行っていることがバレて相手を警戒させてしまうと、浮気の証拠を掴むのが難しくなります。
浮気の証拠が掴めなければ、慰謝料の請求も離婚交渉も有利に進めるのが難しくなります。
次の見出しで「自分で出来る浮気調査の方法」を紹介させて頂きますが、「浮気調査の一歩」編集部としては「相手に浮気調査をしていることがバレる」リスクがあることを考慮し、自分で浮気調査を実行されるのではなく、早い段階から探偵に相談されることをおすすめさせて頂きます。
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自分で浮気調査をする4つの方法
自分で出来る浮気調査の方法を、実際の体験エピソードを交えながらご紹介いたします。
- 財布を調べる
- 車の中を調べる
- 行動を記録する
- スマホや携帯を調べる
方法1.財布(クレジットカード、領収書、レシート)を調べる

最初のうちは証拠らしいものはみつかりませんでしたが、3回目に財布をチェックした時に怪しげなレシートを発見。念のため、レシートに書かれたお店の名前を検索してみると、隣の市にあるラブホテルであることが分かりました。
それからも何度か財布の中身をチェックしているうちに、夫と浮気相手はおよそ2週間に一度のペースでそのラブホテルで浮気をしているらしいことが明らかになりました。
クレジットカードの使用履歴や領収書、レシートの内容から分かるお金の使い道に関する情報は、夫や妻がいつどこで浮気をしているのか?どれくらいの頻度で浮気をしているのか?ということを調べるのに役立ちます。
今はクレジットカードやICカード、スマホ決済アプリ(PayPayやLINE Payなど)などで支払いを済ませられるケースが多く、レシートや領収書を受け取らない人も増えているので、財布を探しても証拠らしい物は見つからないのでは?と思う方もいるかもしれません。しかし、履歴を残さないために、あえて”浮気関連”のものは現金で支払うという人は意外と多いので、チェックしてみる価値はあると思います。
クレジットカードの明細書に関しては、普段から明細書を確認できる立場にある(引き落とし講座の管理を任せられているなど)場合はチェックしても良いと思いますが、そうでない場合は無理やり調べる(夫や妻宛に届いているカード会社からの封書を開封するなど)行為は控えましょう。
- 異性へのプレゼントを購入できそうなお店での買い物履歴はないか?
- 水商売のお店の名刺が入っていないか?
- 身に覚えのない土地での領収書やレシートがないか?(浮気相手と旅行をしていないか?)
- 浮気を示すような証拠があればメモや写真で残しておく
- 領収書やレシートを抜き取らない
方法2.車の中を調べる

夫は基本的には車で移動することが多かったので、浮気相手とも車で出かけているだろうと思われました。そこで、浮気の証拠を何か見つけられないだろうかと思い、夫の車を調べることに。
夫が会社の飲み会があるからと言ってタクシーで出勤した日を狙って車の中を調べると、助手席のドアの横に付いているボックスの中に、定番デートスポットとして知られる、とある有名テーマパークのパンフレットが入っているのを見つけました。私と夫がそのテーマパークへ最後に行ったのは数年前だったので、浮気相手と出かけたに違いないはずだと確信を抱きました。
相手が普段から車を利用する場合は、車の中を調べるのも浮気調査の有効な手段です。車を調べることで、異性を乗せた痕跡はないか?どこで浮気をしているか?を調べられます。
車の中で調べて欲しい場所は、運転席と助手席のダッシュボード、サイドのボックス、コンソールボックス(運転席と助手席の間にあるボックスのこと)、サンバイザーの裏面のポケット、後部座席のシートポケット。これらの場所に怪しいレシートや領収書が無いかチェックしましょう。
続いて、カーナビの履歴も確認しましょう。繁華街やデートスポットなどに向かった形跡は無いか調べてください。
さらには、ガムテープを使って、座席シートに浮気相手の髪の毛が付着していないか?アクセサリーが落ちていないか?を調べたり、ゴミ箱の中にデートを思わせるようなゴミが無いかを調べたりするのも有効です。
- それぞれの収納スペース(浮気の証拠となるレシートや領収書が無いか?)
- カーナビの履歴
- 座席シートに浮気相手の髪の毛が付着していないか
- ゴミ箱
- 普段から相手の車を掃除するなどの習慣が無い場合は無理に調べようとしないこと(怪しまれるのを防ぐため)
- レシートや領収書などの証拠は見つけても持ち去らない
- カーナビを操作する場合は履歴を削除しない(操作した形跡を残さない)
方法3.行動を記録する

とはいえ、自分の勘違いかもしれないとも思ったので、まずは夫の行動(帰宅時間や家にいた時間など)を記録することにしました。3ヶ月間ほど記録を続けると、夫は毎月第三土曜と日曜に出張に出かけること、さらにはその時間帯は決まって連絡が取りにくくなること、また普段も4〜5日に一度帰りが深夜になる日と連絡が付きにくくなる日があることに気が付きました。
後から分かったことですが、夫は毎月第三土曜から日曜にかけて浮気相手の家に泊まっており、さらには普段も4〜5日に1回のペースで浮気相手と会っていたようでした。
夫や妻の浮気を疑うようになったら、相手の行動を記録することをおすすめします。行動を記録することで、いつ浮気をしているのか?(行動の規則性から浮気をする日の行動パターンを割り出す)という見当を付けられる可能性があるからです。
また、相手の行動を記録しておけば、慰謝料の請求や離婚交渉の場において相手の浮気を裏付けるための証拠としても役立つ可能性もあります。
※法的には、浮気=不貞行為と定義付けられているため、行動記録自体に浮気を確証する力はありませんが、相手が言い逃れできない状況を作るなど、交渉を自分にとって有利に進めるために役立つ可能性はあります。
事実を偽装したと言い逃れされるのを防ぐためにも、行動を記録する場合は、編集日付が残るスマホのメモアプリ(LINEのトークルームに記録するのもおすすめ)に残すか、あるいは日付入りのスケジュール手帳に消えないペンで記録するようにしましょう。
- 相手の帰宅時間を毎日記録する
- 車やタクシー、徒歩など移動手段を記録する
- 「お酒を飲んで帰ってきた」「相手のスーツから香水の匂いがした」「連絡が付きにくかった」など、変わった行動があればメモをする
- 相手から「〜〜で◯◯をしていた」という話が聞ければ記録しておく(「嘘をついていた」という証拠になる)
- 記録はあくまでも分かる範囲で記録すること
- 「どこに行っていたの?」「何時に帰ってくるの?」などと無理に聞き出そうとしない(不審に思われて相手を警戒させる恐れあり)
方法4.スマホや携帯を調べる

まず、夫と車で近所のスーパーに出かけた際に、夫が運転中の時を狙って「今夜作る予定のメニューのレシピを見たいんだけど、スマホを忘れたので夫のスマホを貸して欲しい」と頼み、スマホのロックを解除するためのパスワードを入手しました(ロックを解除した状態でスマホを借りても意味が無かったので、あえて、夫の運転中のタイミングを狙いました)。
そして、その後夫の入浴中を狙ってスマホのロックを解除し、中身をチェックすることに成功。出会い系アプリが2〜3種類ほどインストールされており、さらにLINEで見知らぬ女性と親しげなやり取りをしていることが発覚しました。
浮気調査でスマホや携帯を調べる目的は、異性とやり取りをしているか?過去にいつどこで(どんな相手と)浮気をしていたのか?次はいつどこで浮気をしそうか?を明らかにすることです。
しかし、最初にお伝えしておきますが、夫や妻のスマホや携帯を調べるのは可能な限り控えて頂きたいのが正直なところ。
スマホや携帯の盗み見はプライバシーの侵害と認められる可能性があるだけではなく、普段から使用頻度が高いからこそ設定が変わっていたり、未読のはずのメールが既読になっていたりなど、少しでも不審な点があれば「盗み見された」と気付きやすいです。
特に、機械音痴で端末や機種が変わると操作方法が分からなくなるという方や、普段ガラケーを使っている方が無理に夫や妻のスマホを操作するのは止めておいた方が良いでしょう。スマホや携帯を調べる際は、勝手に操作したことがバレないように元の状態を維持するのが鉄則ですが、スマホや機械に不慣れな方の場合、途中で操作方法が分からなくなってしまい、結果的に相手に怪しまれる事態を招くリスクも大いにあります。
スマホを調べて得られる情報は多いかもしれませんが、バレるリスクが大きいというデメリットがありますので、調べる場合も無理はしないようにしてください。
- LINEの履歴
- メールの履歴
- 画像フォルダ
- 出会い系アプリがインストールされていないか
- Facebookのメッセンジャーの履歴
- TwitterとInstagramのDM(ダイレクトメール)の履歴
- Webサイトの閲覧履歴(デートスポットや異性への贈り物を調べていないか)
- スマホに不慣れな場合は無理に調べようとしない
- デートの約束をしていれば日時と場所をメモしておく
- 調べた形跡を残さない(画面やアプリの起動状態など、元の状態を維持する)
- 未読のものを既読にしない
- 浮気相手からのメッセージを削除しない
「自分で浮気調査をしたい」という人によくある質問
続いて、「自分で浮気調査をしたい」という人が抱くことの多い質問にお答えします。
質問1.自分で相手を尾行しても良いでしょうか?
素人の尾行は相手に気付かれる可能性が高いので、おすすめできません。プロの探偵でさえも尾行は最低でも2名〜3名以上の人員を配置して行います。
とはいえ、慰謝料の請求をしたり、離婚交渉をしたりする際には、浮気、つまり「不貞行為」があったことを示す証拠(「浮気相手とラブホテルから出てくるツーショット写真」「浮気相手の自宅に出入りする動画」)が必要になるので、最後は探偵に依頼するのが良いでしょう。
質問2.怪しまれることなくスマホや携帯をチェックするポイントは?
スマホや携帯をチェックした後に、スマホのデータやアプリの起動状態を元に戻すということです。履歴やデータを消したり、未読のメールやメッセージを勝手に既読にしたり、アプリを勝手に開いてそのままにしていたりすると、スマホや携帯の中身を調べたことを相手に気付かれる可能性があります。
スマホや携帯は使用頻度が高いものですので、相手も違和感を抱きやすいです。そもそもスマホや相手が使っている端末の操作に不慣れな人は、むやみに調べようとしないのが賢明です。
質問3.GPSはどのように使えば良いですか?
GPSは主に、相手がいつ浮気をしているのか?を調べるために役立ちます。車の座席の下や座席の間に隠すように設置して行動を記録します。
ただし、相手が自宅を徒歩で出る場合は服やバックにGPSを仕込む必要があり、バレる可能性も高いので注意が必要です。
質問4.浮気調査に役立つグッズを教えてください。
小型カメラや、家庭用GPS、音声を記録する機材などがあります。
それぞれのグッズの使用用途や注意点は下の関連記事でご紹介しているので併せてご覧ください。
質問5.LINEから浮気を見破る方法を教えてください。
シンプルにやり取りをチェックすることでしょう。やり取りをチェックする際は、やり取りの内容だけではなく、日付にも注目して浮気の頻度も確認するようにしてください。
インターネットを検索すると、「クローン携帯を作ってLINEのデータを受信する」などの方法が紹介されていることもありますが、「不正アクセス」したとして犯罪行為とみなされるリスクもありますので、あまりおすすめできません。
質問6.相手が浮気調査をされていると気づく瞬間はいつ?
「未読のはずのメッセージが既読になっていた」「部屋や荷物を触られた形跡がある」などがありますが、よくあるのは普段は聞かれないのにやたらと「今日は何時に帰ってくる?」「どこに行っていたの?」と聞かれるようになったことで、「浮気を疑われているのでは?」と警戒心を抱くパターンです。
心配で堪らない気持ちは理解できますが、グッとこらえて可能な限り”いつも通り”の行動とコミュニケーションを心がけてください。
質問7.相手の浮気を確認するために有効な質問は何ですか?
「浮気をしているでしょう?」「どこに行っていたの?」「○○であなたが女性と歩いていたところを見たという人がいるんだけど心当たりはない?」など、相手を疑うような質問は、相手に警戒心を抱かせる原因になりかねないので、可能な限りしないのが賢明です。
浮気の証拠を掴むまでは泳がせて、こちら側が浮気を疑っていることに気付かれないようにしましょう。
探偵に浮気調査を依頼するのも選択肢の一つ
記事の中で繰り返しお伝えしてきましたが、自分で浮気調査を実行することには「バレる」リスクが伴います。
浮気の証拠を摘む前に、相手に浮気を疑っていることや調べていることがバレてしまうと、相手もそれまで以上に警戒しますので、浮気の証拠を押さえるのが非常に難しくなります。
浮気の証拠が押さえられなければ慰謝料請求や離婚交渉を有利に進められなくなる可能性もあるでしょう。「バレる」リスクを考えると、最初からプロの探偵に浮気調査を依頼するのが賢い選択だとも言えます。
また、記事の冒頭でお伝えしましたが、法的な場では「浮気=不貞行為」と定義付けられているため、交渉を有利に進めるためには「浮気相手とラブホテルから出てくるツーショット写真」「浮気相手のマンションに入って出てくるまでの動画(滞在時間が分かるように)」など、不貞行為を裏付ける証拠が必要になります。
それこそ、このような浮気の存在を確証する証拠を押さえるとなると、探偵の力を借りる必要があるでしょう。つまり、慰謝料の請求や離婚をが少しでも選択肢としてあるのであれば、最終的には探偵の力を借りらざるを得ないのです。
まとめると、
- 自分で浮気調査を実行するのは「バレる」リスクが伴う
- 法的に有効な浮気(不貞行為)の証拠を掴むためには探偵の力を借りる必要がある
という2つの理由から、「浮気調査の一歩」編集部としては、浮気調査は自分で実行するのではなく、探偵に依頼するのが賢明であると考えます。
探偵の浮気調査の方法
探偵が行う浮気調査は基本的に「尾行調査」がメインです。調査する場所、時間帯、利用する交通手段などの条件に応じて最低2名〜3名以上でチームを組み、尾行します。
参考動画:「原一探偵事務所」の尾行の様子
探偵に浮気調査を依頼する場合の費用相場
目安となる料金表やパッケージ料金はあるものの、探偵の料金は基本的に依頼者一人ひとりの状況に合わせてオーダメイドで設定させるため、ケースによってかなり差が出ます。
したがって、あくまでも目安にはなりますが、「浮気調査の一歩」編集部が50社の探偵事務所の料金プランを調べたところ、およその予算総額は15〜30万円(最低ライン)になることがわかりました。
探偵の浮気調査の料金に関する詳細は下の関連記事で解説していますので、併せてご覧ください。
まとめ
今回は自分で出来る浮気調査の方法と注意点などをご紹介しました。
- 自分で浮気調査を実行するのはバレるリスクがある
- 慰謝料請求や離婚交渉で有効な浮気の証拠=不貞行為の存在を裏付ける証拠
- 浮気(不貞行為)の証拠を掴むためには探偵の調査力が必要
浮気を疑われていると気付いている相手を尾行し、浮気の証拠を押さえるのは、専門家である探偵にとってもハードルの高い行為です。
「探偵に依頼するのはお金がかかるのでは……」と心配される方も多いかもしれませんが、浮気の証拠を取り、慰謝料請求を行えば、調査費用以上の額を受け取れる可能性は高いです。
予算に応じた調査プランを提案してもらうことも可能ですので、浮気に気が付いたらまずは探偵に相談することをおすすめします。
慰謝料請求や離婚交渉の場など、法的な場における浮気の定義は「不貞行為」とされています。つまり、キス写真や手を繋いで歩いている写真などは浮気を示す証拠としては能力が低いのです。
「浮気相手に慰謝料を請求したい」「離婚をしたい」と考えている方は、最終的には不貞行為があったことを裏付ける証拠を取得することが必要になります。